2013年度音楽著作権管理者養成講座がスタート

2013年度の音楽著作権管理者養成講座が6月25日(火)、スタートしました。
この講座は、音楽著作権ビジネスを総合的に理解してもらう目的で、1991年に開講、これまでに約3,000名の修了者を輩出してきました。
講義に先立ち開講式が行われ、谷口元MPA会長がインターネットを通じて楽しまれている音楽や映像について、著作権管理団体や音楽出版社の国際的ネットワークのもと、違法対策と並行して、健全なビジネス環境を整える努力が行われています、と集まった受講者を激励しました。
またこの日は、式に引続いて「著作権法と著作権の現在」(田口重憲氏・文化庁長官官房著作権課長)「音楽出版ビジネス概論」(谷口元氏・エイベックス・ミュージック・パブリッシング(株)代表取締役社長)、「音楽出版社の歴史(海外編)」(朝妻一郎氏・(株)フジパシフィック音楽出版代表取締役会長)、の3講義が行われました。 講座は11月まで、延べ17日間、50時限にわたって行われ、全講座終了後には、修了試験が行われることになっています。

また、7月5日より、本講座で使用している2013年版のテキスト(加除式)の販売を開始します(A5判・定価10,000円(税込・送料別))。
著作権法関連、JASRACの管理事業、音楽出版社の実務、音楽とソフトビジネス、資料を収録した音楽著作権管理の「バイブル」とも言うべきテキストで、2012年発行の第8版より内容を改訂しました。今回は、新たに朝妻一郎氏著「音楽出版社の歴史(日本編)」を収録しました。この他、各資料が最新版にアップデートされるなど、より充実した内容となっています。詳細はMPA事務局(03-3403-9141)までお問い合わせください。