ジャパン・ナイトは大盛況、多彩な4アーティストが約400名の観客を沸かせる

Marieカノン小野リサ藤原大輔
左から、Marie/カノン/小野リサ/藤原大輔

MPAが、積極的に海外進出を図る日本の音楽やアーティストを海外の音楽関係者の目と耳に直接届け、さらなる積極的展開や新たな可能性を開く場として、2005年よりMIDEM(国際音楽産業見本市)会期中にJETROと共催しているライブ・イベント「ジャパン・ナイト」を、今年もMIDEM会場正面のマジェスティック・ホテルで開催した(1月22日18時)。今回の出演は、自主制作のオリジナルCDを既に7枚発表しているMarie(J-POP)、クラシックを取り入れた楽曲を透明感のあるソプラノで歌うKanon(Classical Crossover)、日本のみならず近年は特にアジアで人気沸騰している小野リサ(Bossa Nova)、ジャズとエレクトロニックサウンドを融合させた藤原大輔(Electro-Jazz)の4組(出演順)。4組の出演者がまったく異なるジャンルの音楽だったこともあり、会場を訪れた約400名の観客からは、各アーティストの表現力豊かな演奏と多彩な音楽に対し、演奏が終わるたびに大きな歓声と盛んな拍手が送られた。また、出演者と観客が直接交流できるパーティーの場となった演奏終了後の会場は、パフォーマンスを賞賛する観客が出演者の周りを幾重にも取巻き、歓談は夜遅くまで続いた。