保護期間を国際レベルへ「著作権問題を考える創作者団体協議会」発足


MPAをはじめとする著作権関係権利者16団体が、著作権保護期間の延長実現をめざし、「著作権問題を考える創作者団体協議会」(議長:三田誠広日本文藝家協会副理事長)を設立、9月22日、東海大学校友会館で開催した記者会見で共同声明を発表、著作権保護の延長をアピールした。また、記者会見の後、朝妻一郎MPA会長は、三田議長、船村徹JASRAC会長、松本零士日本漫画家協会常務理事らとともに文部科学省を訪れ、結城章夫事務次官、玉井日出夫大臣官房長、吉田大輔文化庁長官官房審議官、甲野正道著作権課長らに声明の内容を説明するとともに、延長への理解を求めた。
MPAはかねてからさまざまな機会を通して著作権保護期間の延長を訴え、国内外の関係団体等へも働きかけを行ってきた。音楽のみならず、文芸、美術等著作権関係団体が一堂に会した協議会の発足により、今後は保護期間延長の実現へ向けた運動を16団体が共同して推進していく。