MPA、JETROと共催でジャパンスタンドを出展 Japan Night、国際音楽著作権ビジネス・セミナーも盛況に

「MIDEM2006」開催(1月22〜26日)





音楽のジャンルを越えて世界中から人が集うMIDEM(国際音楽産業見本市)が、1月22日、南仏・カンヌで開催されました。
MPA(社団法人音楽出版社協会:朝妻一郎会長)は、1992年より文化庁、ならびにJASRACを初めとする音楽関係団体7団体の後援のもとJapanスタンドを出展、昨年からはJETRO(日本貿易振興機構)と共催で出展しています。今回はより多くの方に商談で利用していただけるよう、昨年よりさらにスタンドスペースを拡大しました。連日、商談スペースはさまざまな国の参加者と日本人参加者がミーティングする姿で賑わいました。スタンドでは、MPA会員各社から募った楽曲を収録したサンプラーCD2,000枚の配付、プロモーション・ビデオの上映、CD試聴などで日本の楽曲をPR、またJASRAC等日本の音楽関連団体を紹介するパンフレットを配布したほか、大型モニターを利用したJapanimation Musicプレゼンテーションをしました。
会期2日目の23日(月)は、午前11時より「第6回国際音楽著作権ビジネス・セミナー:日本及び東アジアにおける音楽市場の現状」を開催、質疑応答を含め1時間30分にわたってパネルディスカッションを実施しました。会場のAuditorium Kには約120名の聴衆が参加し、活発に質疑が交わされていました。<モデレーター:アレクサンダー・アブラモフ氏(AIAインターナショナル)、パネリスト:大竹健氏(ソニー・ミュージックパブリッシング)、Jonathan Ho氏(フジパシフィックS.E.A/香港)、John McLellan氏(Haldanes/香港)、Mina Choi氏(S.M.Entertainment/韓国)、宮崎伸滋氏(Avex Taiwan/台湾)>
また、同日午後5時にはMIDEM会場の正面に立つマジェスティックホテルにおいて、ライブイベント「Japan Night」を開催、会場には400名を超える観客が集い、日本のアーティストたちの歌声に大きな歓声と拍手を送っていました。

【Japan Night出演アーティスト:Rin′、KOKIA、Rie fu】
これらMIDEM2006の詳細は、会報MPA2006年3月号(154号)にて掲載します。また、国際音楽著作権ビジネス・セミナー報告書は3月下旬発行、英文はMPAのHPにて公開予定です。