「MUSIC MATTERS2012」シンガポールで、セミナー「The J-POP Phenomenon」を開催しました

MPAセミナー
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谷口会長参加パネル
谷口会長参加パネル
Photos by crowdedstudios.com

MPAは、5月24日(木)、シンガポールで行われたコンベンション「MUSIC MATTERS2012」において、セミナー「The J-POP Phenomenon」を開催しました。
MUSIC MATTERS」は、アジア地域の音楽ビジネスについてさまざまな角度から検証するコンベンションで、基調講演やパネル・ディスカッション、ショーケース等多数のプログラムから成り、5月22~23日をデジタル・エンタテインメントのテーマに特化した「Digital Matters」、24~25日を「Music Matters」として行われました。
MPAは、24日午後、セミナー「The J-POP Phenomenon」を主催、大竹健国際委員会委員長((株)ソニー・ミュージックパブリッシング/代表取締役社長)をモデレーターに、日本はもとより世界で活躍するマーティ・フリードマン氏をスピーカーに迎え、J-POPの魅力や日本のマーケットに向けた曲作り、また、日本市場での展開に関心を持つ参加者へのメッセージといったテーマで約1時間にわたるセッションを行いました。J-POPの様々なジャンルについて映像を交えて解説し、また、日本で展開したい作家は、日本市場向けの楽曲作りをまず理解すべきと、ギターを使って、J-POPにある特有の楽曲構成を解説するなどし、セミナーは盛況のうちに終了しました。
また同日、「Who’s right is it anyway?:Industry update on music publishing in Asia」と題した、アジアの音楽出版にフィーチャーしたパネル・ディスカッションが開催され、谷口会長が参加。日本・韓国・中国の今後の音楽出版ビジネスについて、新しいメディアとライセンスなどを話し合いました。
その他、23日には、世界知的所有権機関(WIPO)がシンポジウムを開催。世界の音楽作品情報へ速く簡単にアクセスし、デジタル時代での許諾を容易にすることを目的とした国際的なインフラシステムであるインターナショナル・ミュージック・レジストリ(IMR)と、アジアにおける音楽データベースの発展についてが展開されました。
MPAセミナー「The J-POP Phenomenon」の模様は日本語、英語でまとめ、当ウェブサイトへアップする予定です。

●Music Matters2012 オフィシャルサイト
http://www.allthatmatters.asia/