音楽出版社は海外の音楽出版社(オリジナル・パブリッシャー=OP)とサブ・パブリッシング契約を結び、OPが管理している楽曲を日本で管理します。
逆に、日本の音楽出版社がOPとなり、海外の音楽出版社にその地域での日本曲の管理をしてもらう契約(サブ・パブリッシング契約)もあります。この場合は、海外の音楽出版社がサブ・パブリッシャー(SP)になります。こういった契約によって、海外の音楽出版社と著作権を互いに管理し合う関係が生まれます。
また、音楽出版社は、共同出版契約を結ぶことがあります。海外では、それぞれ音楽出版社と契約のあるソングライターがひとつの作品を作ったとき、結果として共同出版になる場合をいうのですが、日本では作品のプロモートなどのために、音楽出版社同士が契約して共同出版になる場合がほとんどです。
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