2014年度の音楽著作権管理者養成講座が6月27日(金)、スタートしました。
講義に先立ち開講式が行われ、桑波田景信会長が、受講者に向けて、最近、音楽の権利関係が多岐にわたり、わかりづらい状況の中、音楽出版社は作家を守ることが第一義である、という原点に戻って、我々と一緒に、これからの日本の文化に寄与していくことを期待しています、と述べました。
この日は、式に引続いて「著作権法と著作権の現在」(森孝之・文化庁長官官房著作権課長)、「音楽出版ビジネス概論」(谷口元・エイベックス・グループ・ホールディングス(株)/MPA前会長)、「音楽出版社の歴史」(朝妻一郎・(株)フジパシフィック音楽出版代表取締役会長)の3講義が行われました。
講座は11月まで、延べ17日間、50時限にわたって行われ、全講座終了後には、修了試験が行われることになっています。
また、7月1日より、本講座で使用している2014年版のテキスト(加除式)の販売を開始します。(A5判・定価10,000円(税込・送料別))。著作権法関連、JASRACの管理事業、音楽出版社の実務、音楽とソフトビジネス、資料を収録した音楽著作権管理の「バイブル」とも言うべきテキストで、今回は、第Ⅱ章JASRACの管理事業を全面改訂し、このほか各資料が最新版にアップデートされるなど、より充実した内容となっています。詳細はMPA事務局(03-3403-9141)までお問い合わせください。