2月1日から始まったMIDEM(国際音楽産業見本市)に1992年以来23回目となるジャパン・スタンドを出展、初日にプレゼンテーション、2日目にワークショップを開催しました。
JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)との共同出展は今年で10回目となりますが、壁面に大きく「JAPAN」と打ち出したデザインは注目を集め、スタンドは世界各国からの参加者と日本からの参加者が商談する姿で大いに賑わいました。
プレゼンテーション「“KARAOKE & PACHINKO” How the song writers are paid!」は谷口元会長(エイベックス・ミュージック・パブリッシング㈱)の司会のもと、カラオケについてJusten Bradley氏(欧州任天堂㈱)、パチンコについて藤井正則氏(㈱京楽産業ホールディングス)とジョニー・トンプソン氏(㈱日音)が、世界にマーケットを拡大する日本発のエンタテインメントと音楽市場に関する最新情報の紹介を行いました。約1時間のプレゼンテーションに多数のバイヤーが詰めかけました。
ワークショップ「MPAJ Song Pitching Workshop」は、第1部で日本のマーケットへの進出を目指す海外のアーティスト、楽曲をワークショップ内で試聴し、世界各国の業界のエキスパートがマーケット開拓へのアドバイスを行い、第2部は海外マーケットへの進出を目指す日本のアーティストや楽曲のためのセッションの2部構成で行いました。
進行は大竹健副会長(㈱ソニー・ミュージックパブリッシング)、ゲストスピーカーには朝妻一郎氏(㈱フジパシフィック音楽出版)、佐藤宙氏(ユニバーサルミュージック(同))、フランク竹下氏(ライブ・ネーション・ジャパン(同))、Clement Souchier氏(Creaminal(仏))、Martin Goldschmidt氏(Cooking Vinyl Group(英))、Mary Megan Peer氏(Peermusic(米))が出席しました。