第15回MPA関西地区著作権講座を開催しました

 MPA関西連絡会(座長:清水 義則/㈱よしもとミュージックパブリッシング取締役)は、11月15日、
大阪市のエルおおさかにおいて「第15回関西地区著作権講座」を開催しました。
 講座には、関西地区のMPA会員の音楽出版社をはじめ、放送局、プロダクション、レコード会社等から音楽業界を目指す大学生まで125名が来場し、過去最多の参加者数となりました。

キーノート

『MUSIC AWARDS JAPAN』について

講師:稲葉会長
音楽関係5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、コンサートプロモーターズ協会、MPA)が一丸となって実施する国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」(2025年5月、京都)について、最新情報をご説明されました。

著作権講座

第1部 音楽著作権ビジネス~契約実務を中心に~

講師:高嶋専務理事
音楽ビジネスの中心的な分野である音楽出版ビジネス、プロダクションビジネス、レコードビジネスについて、これらのビジネスの典型的な事例を用いて、著作権・著作隣接権に係る、具体的かつ基礎的な解説を行いました。また、各々のビジネスモデルの関連性を相関図によって示し、音楽業界の権利関係について説明しました。

第2部 デジタルを活用した音楽ビジネス

講師:渡辺音楽出版株式会社 執行役員 山田康博氏
日本の音楽配信の歴史や世界の音楽市場の変遷を振り返り、音楽配信サービスの動向についてご説明いただきました。また、サブスクリプションサービス、動画投稿サイト、YouTube・TikTokなどに代表されるSNSサービス、最近話題になっているAIと著作権の関係等について、その現状・課題等を解説していただきました。

 
開会挨拶・司会進行 清水関西連絡会座長(左)、会場の様子(右)      
(2024年12月2日)