MPA、20回目のジャパン・スタンド出展

「MIDEM2011」開催、JETROとの共催も7年目に





音楽に関するあらゆる取引が行われるMIDEM(国際音楽産業見本市)が、1月23日から26日の4日間にわたり、フランス・カンヌで開催されました。
MPAは、文化庁並びにJASRAC(日本音楽著作権協会)、RIAJ(日本レコード協会)、音制連(日本音楽制作者連盟)等音楽関係7団体後援のもと、1992年よりジャパン・スタンドを出展、今回で20回目となりました。また、共同出展しているJETRO(日本貿易振興機構)も今回で7回目のスタンド出展となりました。スタンドでは、Sync Music Japan(以下、SMJ) に参加するアーティストらのプロモーション映像をプロフィールとともに大型モニターで上映するほか、同モニターを利用してSMJサイトをはじめとする日本の音楽サイトを紹介。また、JASRACはじめ後援を頂いている音楽関係団体のパンフレット等を配布し、日本の音楽産業等を紹介しました。
開催初日の夕方には、谷口元会長、大竹健国際委員長が、JETROパリセンター所長の大下政司氏とイベントに出演するMarie Digbyとともにスタンドで鏡開きを行いました。
1月24日夜は、ライブ・パーティー「ACCESS JAPAN 〜J-Night feat.Marie Digby〜」を、カンヌ市内のMorrison”s Loungeで開催しました。
MPAはこれまで日本のアーティストによるライブ・イベント「ジャパン・ナイト」を開催してきましたが、今回は、世界でも話題のJ-POPやアニソンといった日本の楽曲そのものにフォーカスし、楽曲の良さに触れてもらうイベントに模様替えしました。パフォーマンスを行ったMarie Digbyは、YouTubeへの動画投稿をきっかけにデビューしたアメリカ人の父と日本人の母を持つシンガー・ソングライターで、幼少の頃から日本の歌に親しんできたことや、J-POPが好きで数多くの楽曲をカバーしていることなどから今回の出演が決まりました。会場のMorrison”s Loungeには、MIDEM関係者はもとより、カンヌ市内外の若者らも大勢集まり、「LOVE LOVE LOVE」(Dreams Come True)、「TIME GOES BY」(Every Little Thing)、「ARRIETTY”S SONG」などのJ−POPを楽しむとともに、日本の楽曲に強い関心を示していました。