「もっと文化を!」-谷口会長らが国会請願活動行う-

芸団協(社団法人日本芸能実演家団体協議会)が中心となって進めていた「もっと文化を!」キャンペーン並びに署名活動によって集められた署名約60万筆を持って、12月2日、総勢150名の参加者が国会議員81名に対し請願活動を行いました。この請願署名は1月開催の通常国会で国会に提出され、衆議院参議院の各文教委員会での採択を経て、本会議での検討議題となります。
谷口元MPA会長も、野村萬芸団協会長や崔洋一日本映画監督協会理事長、ピアニストの中村紘子さんらとともに、玄葉光一郎国家戦略相、髙木義明文部科学大臣と面談。「平成23年度税制改正および予算に関する要望—実演芸術の振興に関する基本的な政策の確立を—」を提出するとともに、本請願の意を汲んだ文化政策への反映を求めました。
同日夕方には、衆議院講堂で超党派・音楽議員連盟総会/「もっと文化を!」キャンペーンの集い〜文化芸術立国に向けて−「もっと文化を!」国会請願に託して〜が開かれ、中野寛成音楽議員連盟会長が「(文化予算引上げを)全力をあげ一致結束してやっていきます」と力強く決意を語りました。

[報告者]
中村紘子さん(ピアニスト)、本田光洋 能楽協会専務理事、水谷内助義 日本新劇製作者協会会長、岡本佳津子 日本バレエ協会副会長、眞境名正憲 沖縄県芸能関連協議会専務理事、崔洋一 日本映画監督協会理事長
[決意表明]
中野寛成音楽議員連盟会長(民主党)、塩谷立音楽議員連盟副会長(自由民主党)、斉藤鉄夫音楽議員連盟副会長(公明党)、服部良一音楽議員連盟副会長(社民党)、宮本岳志議員(共産党)、川田龍平議員(みんなの党)、浜本宏衆議院議員(民主党)、中後淳衆議院議員(民主党)、横光克彦音楽議員連盟幹事長(民主党)