MPAは、6月13日(水)、港区の虎ノ門パストラル葵の間で6月総会を開催、2007(平成18)年度の事業及び収支決算報告を含む全4議案を審議しました(委任状含む219社が出席、定足数131)。
事業報告では、(1)著作権保護期間の延長、私的録音補償金制度の抜本的見直しとそのために必要な著作権法の改正、(2)音楽配信拡大に対応する原盤製作者の権利の擁護、(3)原盤届オンラインシステムへの更新とそれによる分配事業における精度の向上、(4)アジア地域をはじめとする国際交流の促進の4つを重点課題として活動を行ったこと、保護期間延長については著作権関係17団体で「著作権問題を考える創作者団体協議会」を組織、横断的に活動を開始したことが報告されました。収支決算報告では各事業に対する約19億円の収支を報告、両議案は満場一致で可決。また、第3号議案「分配規程の変更について」も満場一致で可決しました。
第4号議案「任期満了に伴う役員の改選及び選任について」は、太田修平選挙管理委員長((株)テレビ東京ミュージック)が、4月1日告示以降、4月20日の立候補受付締切までの状況について説明、理事、監事ともに無投票当選となったことを報告し、新役員が選任されました。この後、新理事による臨時理事会において朝妻一郎理事を会長に推薦する旨報告があり、こちらも満場一致で可決されました。新役員の任期は2010年までの3年間です。