日本音楽事業者協会(音事協)、音楽出版社協会(MPA)、音楽制作者連盟(音制連)の三団体からなる日本音楽団体協議会(音団協)は、デジタル・コピーの蔓延が音楽産業に深刻な影響を与えている現状に対して、権利者の立場から独自のキャンペーンを展開します。
このキャンペーンの特徴は、正規にCDを購入して音楽を楽しもうというユーザーに「ありがとう」を言おうという、ポジティブなコンセプトからスタートしている点で、全国レコード販売店の強力なバックアップも、このコンセプトへの賛同が得られたためと見られます。
キャンペーンは、作詩家の星野哲郎、プロデューサーの小室哲哉両氏と、音楽バンド、GO!GO!7188をキャンペーン・キャラクターに9月1日から展開します。
社団法人日本レコード協会、日本レコード商業組合加盟店他、ヴァージンメガストアーズジャパン、HMVジャパン、新星堂、すみや、TOWER RECORDS、TSUTAYA RECORDS、山野楽器などの協力を得てフライヤー(チラシ)200万枚を9月上旬から全国2,000店で配布します。
首都圏では、沿線に中学、高校が多い京王線、井の頭線(2,220枚)で窓上額面、小田急線で戸袋ステッカー(890枚)の交通広告が9月1日から1ヶ月間行われます。
インターネット上では、Yahoo! Japanの音楽サイトに特別掲載されることになっています。