2024年度定時総会を開催~2023年度事業・収支決算報告等を承認、稲葉会長再任~
稲葉会長による挨拶
定時総会の開催風景
MPAは、6月14日、明治記念館において2024年度定時総会を開催、2023年度事業報告、同決算報告、任期満了に伴う役員選任について審議を行いました(委任状含む201社が出席)。
第1号議案「2023年度事業報告」では、2023年9月に創立50周年を迎え、「MPA50周年記念年末懇親会」を開催するとともに、「MPA 50th Anniversary Book」を刊行したこと、著作隣接権使用料等の徴収・分配に関しては、配信音源への分配をはじめ、放送二次使用料の分配精度向上のため、原盤届オンラインシステム及び分配計算システムの改修を進めており、2024年12月より新システムによる分配を開始する予定であること、等を報告、第2号議案の「2023年度決算報告」では、著作隣接権分配事業収益、ならびに音楽著作権管理者養成講座の受講料収益の増加等によって、収益13億4386万円、費用13億5271万円、経常増減額-885万円となったことを報告、それぞれ満場一致で承認されました。
第3号議案「任期満了に伴う役員の選任について」では、理事19名、監事3名ともに候補者全員が選任されました。この後、開催された新役員による臨時理事会において、稲葉豊会長を再任しました。新役員は以下の通りです。
また、議案審議終了後、稲葉会長から、2023年12月に音楽関係5団体で「一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)」を設立、日本の音楽を世界に誇れる文化芸術コンテンツの一つとしてグローバル産業化すべく、日本の音界業界が一丸となって、新しい音楽賞である「MUSIC AWARDS JAPAN」を創設、2025年5月の開催を目指して準備を進めている旨の報告、及び、「音楽出版社と作家のより良いパートナーシップの実現にむけて」(書面はこちら)について説明、作家との契約締結の際に、より丁寧なコミュニケーションを図ることが、最良のビジネスパートナーとして、よりよい関係を築いていくことになるので、契約担当者をはじめとして各社で配慮してほしい旨の依頼をしました。