MPAは、7月5日(火)、2011年度の音楽著作権管理者養成講座をスタートさせました。
この講座は、音楽著作権ビジネスを総合的に理解する目的で、MPAが1991年に開講、これまでに約3000名の修了者を輩出してきました。
講義に先立ち開講式が行われ、谷口元MPA会長が東日本大震災被災者へのお見舞いの言葉を述べるとともに、震災に対する各国からの励ましを通じて音楽出版ビジネスの国際的ネットワークを再認識したこと、そのネットワークは知的財産権が世界レベルで守られ、ビジネスとして運用されている証でもあると紹介、集まった160名の受講者を激励しました。
またこの日は、式に引続いて「著作権法と著作権の現在」(永山裕二・文化庁長官官房著作権課長)、「音楽著作権と国際ビジネス」(谷口元・エイベックス・ミュージック・パブリッシング(株)代表取締役社長)、「音楽出版ビジネス総論」(秀間修一・(株)リアルライツ代表取締役)の3講義が行われました。
講座はこれから11月まで、延べ17日間、50時限にわたって行われ、全講座終了後には、修了試験が行われることになっています。
なお、MPA事務局では、7月6日より、2011年度版音楽著作権管理者養成講座テキストの販売を開始しております。