〜平成22年度事業・決算を報告、新専務理事に鈴木伸子氏を選任〜
MPAは、6月16日(木)午後2時から、千代田区のグランドアーク半蔵門「華の間」において平成23(2011)年6月定時総会を開催、平成22(2010)年度の事業報告及び23年3月期の決算報告等について審議を行いました(委任状含む228社が出席(定足数132 ※第3号議案定足数は176))。
第1号議案の「平成22年度事業報告」については、特例民法法人としての上半期と一般社団法人移行後の下半期についてまとめ、定款に従い実施した各事業について報告。一般社団への移行完了を改めて報告するとともに、移行に先立つ6月総会で朝妻一郎会長に代わり、谷口元会長をはじめとする新執行部の発足、東日本大震災へ義捐金300万円を拠出したことなどが報告されました。
第2号議案「平成23年3月期決算報告及び監査報告」では、内容説明の前に、一般社団法人の会計処理方法について田邊均公認会計士から説明があった後、工藤陽一理事・事務局長が決算内容を説明、高橋隆監事が監査報告を行い、第1号、第2号議案は共に満場一致で可決されました。
第3号議案「定款の変更について」は、役員の選任が総会決議である一方、会員各社の役員任期も単年化が進んでいることを受け、団体としての業務円滑化を図るため、役員定数に幅を持たせるよう変更することが提案され、第3号議案も満場一致で可決されました。
第4号議案「役員の選任について」は、後藤順一専務理事の退任(6月16日付)に伴い、学識経験者等理事として鈴木伸子氏の選任が提案され、表決の結果、同氏の理事就任を可決されました。なお、総会後に開かれた臨時理事会において、同氏の専務理事就任が承認されました。
また、総会終了後には、一般社団法人日本音楽著作権協会の菅原瑞夫理事長を招き、著作権ビジネス講演会、「デジタル&ネット時代の著作権管理事業〜利用も違法行為もネット上が主戦場〜」を開催。JASRACが行うインターネットの著作権管理の現場の実態について話を伺いました。