5月27〜28日に香港で開かれた太平洋音楽フォーラム「ミュージック・マターズ-PLUG INTO ASIA-」において、「第11回国際音楽著作権ビジネス・セミナー」を開催しました。
ミュージック・マターズはカンファレンス(セミナー)中心に香港で開催されるイベントとして近年注目を集めるようになったもので、アジア各国のほか、欧米からも多数参加しており、MIDEMなどに比べ小規模ですが、アクティブな業界人が集まっていると言われています。
MPAは、昨年に引続いて正式なスポンサーとして参加し、国際委員会を中心に「Spotlight on Publishing」と題したパネルを提供しました。大竹健国際委員会委員長((株)ソニー・ミュージックパブリッシング代表取締役社長)をモデレーターに、ジョナサン・ホ氏(MPA香港会長/フジパシフィックS.E.Asia代表)、ユ・ヨンミン氏(KMPA会長/EMI ミュージックパブリッシングKorea代表)、そして谷口元氏(MPAJ副会長/エイベックス・ミュージック・パブリッシング(株)代表取締役社長)がパネリストとして参加、日本、韓国、そして香港の音楽事情について約1時間にわたってディスカッションを行いました。日本の現況報告では、MPAが音事協、音制連とともに開始したプロジェクト「Sync Music Japan」についても、谷口副会長がスライドとリーフレットを配布し紹介しました。
MPAパネルの模様は、日本語、英語それぞれでまとめ、日本語版は会報MPA9月号に掲載、英語版はMPAウェブサイトに掲載します。