MPA、JETROと共催でジャパン・スタンド出展 Japan Night、国際音楽著作権ビジネス・セミナーも大盛況

「MIDEM2009」閉幕







音楽のジャンルを越えて世界中から人々が集うMIDEM(国際音楽産業見本市)が、1月18日〜21日の4日間にわたり、フランス・カンヌで開催されました。MPAは、1992年より文化庁ならびにJASRAC、RIAJ等音楽関係団体7団体の後援のもとジャパン・スタンドを出展。2005年からは JETRO(日本貿易振興機構)と共同出展しており、スタンドは世界各国からの参加者と日本人参加者がミーティングする姿で初日から賑わいました。スタンドではMPA会員社が応募した楽曲および「Japan Night」出演アーティスト(下記参照)の楽曲を収録したCD2,000枚の配付とプロモーション・ビデオ上映により日本の楽曲をPR、またJASRAC、VIPO等日本の音楽関連団体のパンフレットを配布し日本の音楽産業等を紹介しました。
会期2日目の19日(月)にはsarah(私的録音補償金管理協会)の助成を受け、MIDEM会場Auditorium Kにおいて「Kaz Utsunomiya Talks: MUSIC TO AND FROM JAPAN – Last 20 Years and Next 20 years -」と題し、「第9回国際音楽著作権ビジネス・セミナー」を開催。大竹健国際委員長(㈱ソニーミュージックパブリッシング代表取締役)をモデレーターに、音楽プロデューサーの宇都宮カズ氏を迎え、音楽雑誌「ミュージック・ライフ」を皮切りに、渡辺音楽出版、ヴァージン、エピックなどの音楽出版社やレコード・メーカーなど、世界の音楽業界で活躍してきた経験をもとに、質疑応答含め約70分にわたって音楽ビジネスの将来像を語りました。この報告書(日本語)は、3月下旬に発行の予定で、英語版はMPAのホームページに掲載の予定です。
同日の夜には、JETROとの共催によるライブ・イベント「Japan Night」を開催。オフィシャル・ライブとしてホームページやガイドブック等でも広くPR、会場のホテルマジェスティック「サロンクロワゼット」にはMIDEM参加者だけでなくカンヌ市や近郊に住む若者も多数詰め掛け、日本のアーティスト3組によるパフォーマンスに大きな声援と拍手を送っていました。
MIDEM2009の詳細は、会報MPA2009年3月号(172号、3月1日発行予定)に掲載します。

【Japan Night出演アーティスト(出演順)】

Mix Speaker's,Inc.immi→Pia-no-jaC←
Mix Speaker’s,Inc.(左)/immi(中央)/→Pia-no-jaC←(右)