音楽ビジネスの未来をつくるもの —各分野のトップ・ランナーが語る明日への道程—
MPAは、sarah(社団法人私的録音補償金管理協会)の助成事業として行ってきた「国際音楽著作権ビジネス・セミナー」の第10回を、6月2−4日香港で開かれたアジア太平洋音楽フォーラム「ミュージック・マターズ-PLUG INTO ASIA-」で開催しました。
ミュージック・マターズはカンファレンス(セミナー)中心に香港で開催されるイベントとして最近注目を集めるようになり、今回も290社、600人がアジアのほか欧米からも参加しました。MIDEMなどに比べ小規模ですが、アクティブな業界人が集まっているといわれています。
MPAは、今回、正式なスポンサーとして参加を決定し、国際委員会がMPA提供のパネルの準備を進めてきました。MPAパネルは「PLUG INTO JAPAN」と題して音楽ビジネスの最前線の状況を伝えようと企画され、日本の音楽ビジネスにおける邦楽優位のマー ケット事情、音楽配信においてモバイルが圧倒的なシェアを持つ背景、タイアップが盛んに行われる理由、高いシェアを占める40歳以上の購買層対策などをテーマにディスカッションを行い、圧倒的な反響を集めました。
今年のミュージック・マターズは、日本にフォーカスするという姿勢を打ち出し、MPAパネルのほかオープニング・キーノート・スピーチを石坂敬一日本レコード協会会長が行いました。
MPAパネルの模様は、日本語、英語でまとめ、日本語版は刊行物として発行、英語版はMPAサイトに掲載の予定です。
モデレーター | 大竹健国際委員会委員長((株)ソニーミュージックパブリッシング・代表取締役社長) |
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パネリスト (五十音順) |
加藤公隆氏(ユニバーサルミュージック合同会社・ユニバーサルインターナショナルマネージング・ディレクター) 工藤与明氏((株)ディグズグループ代表取締役社長) 中武宣廣氏((株)BMG JAPAN洋楽本部部長) |