MPA3月総会開催

平成20年度事業計画、収支予算案を承認



MPA(社団法人音楽出版社協会:朝妻一郎会長)は、3月25日(火)午後2時から、港区の虎ノ門パストラルホテル「葵の間」において平成20年3月総会を開催、平成20(2008)年度の事業計画及び収支予算案について審議を行いました。
平成20年度計画は、「著作権保護期間延長」、「私的録音録画補償金制度の見直しの法制化」、「音楽ビジネス、音楽著作権ビジネス拡大成長への活動」、「原盤制作者の権利拡充とオンラインシステムの効率的利用」、「海外市場との交流促進とその方法の改善」、「公益法人改革への対応」の6つの課題を中心とし、事業活動に取組むこととしました。諸活動を行うにあたっては「カルチャー・ファースト」の名の下に、関連各団体とも協力し進めていくこととし、これら事業の予算として約24億円を計上、事業計画、収支予算案は共に満場一致で可決しました(委任状含む210社が出席、定足数131)。
総会終了後には、文化庁長官官房著作権課長の山下和茂氏を迎え、「最近の著作権に関わる動きと今後の著作権行政が目指すもの」と題した著作権ビジネス講演会を開催しました。現在、設置されている各小委員会のなかで、私的録音録画補償金制度や著作権保護期間延長等を含むさまざまな案件がどのように話し合われているのか、配布資料をもとに、約1時間にわたって講演を行いました。会場には、総会からの出席者を含む約120名が集まり、真剣な表情で講演を聞いていました。