MaMA 2019でイベントを実施

 MPAは2019年10月16日(水)~18日(金)にフランス・パリで開催されたMaMA 2019において、関係団体にご協力いただき、事業を展開しました。2回目の出展となる今年度は18名がMPA主催ツアーに参加しました。MaMA全体の参加者数は6,398名、参加国数は56か国と、毎年来場者が増えており、会場は大変賑わいました。(昨年度:5,925名、54か国)

 開催2日目の17日には、メイン会場の向かいにある Lycée J.Décour theater において、昨年度に引き続き、フランスの音楽出版社団体CSDEMとのミーティングを行いました。ミーティングでは、EU著作権指令の進捗と現状などを中心に、それぞれの国における作家と出版社の関係、出版ビジネスの将来的な役割、日本とフランスそれぞれの市場の特殊性など様々なトピックに活発な議論が交わされました。

 最終日の18日には、メイン会場の L’Elysée Montmartre で、カンファレンス「Japanese Music, Japanese Market…, Inbound and Outbound」を開催しました。冒頭で森川進理事(㈱セブンシーズミュージック常務取締役/MPAグローバルビジネス委員会 委員長)がMPAの紹介を行い、33 degrees社のXavier Norindr氏とBelieve社のSylvain Delange氏をゲストに迎え、コーディネーターの山田蓉子氏がモデレーターを務めました。カンファレンスでは、フランス人の視点から見た日本市場の魅力と将来性(Sylvain Delange氏)、および、日本のコンテンツの魅力と独自性(Xavier Norindr氏)についてそれぞれのパネリストが独自の経験に基づき意見を交わしました。当日は約150名の観客を動員し、発表後には活発な質疑応答が行われました。

 また、3日間に渡ってHUB(ジャパン・スタンド)と、日本からの参加者が自由に利用できる商談スペースを設置し、海外の参加者とのネットワーキングや商談のサポートに活用しました。HUBでは毎日夕方の時間帯に「ハッピーアワー」を実施して日本のビールとお菓子を振る舞い大いに盛り上がりました。

 そのほか、MaMA会期中には16か所の会場で175組のショーケースライブが開催され、日本からは「5Y」と「中野 公揮」の2組のアーティストが出演しました。

 ◆今年度の事業の詳細はこちら
 

   
(メイン会場)
 
   
(HUB/商談スペース)

   
(CSDEMとのミーティング)

   
(カンファレンス)

   
(ハッピーアワー)

   
(5Yライブ/中野公揮ライブ)

 

(2019年11月1日)