スタンド
MIDEM2008(国際音楽産業見本市)が、1月27日から31日までの5日間にわたって、南仏・カンヌで開催されました。
MPAは、1992年より文化庁、ならびにJASRAC(日本音楽著作権協会)、RIAJ(日本レコード協会)、JAME(日本音楽事業者協会)、FMP(音楽制作者連盟)、芸団協(日本芸能実演家団体協議会)、JVA(日本映像ソフト協会)、FCA(日本音楽作家団体協議会)の後援のもと、ジャパン・スタンドを出展しています。2005年からはJETRO(日本貿易振興機構)と共同でスタンドを出展しており、今回で4年目を迎えました。スタンドは、世界各国からの参加者と日本からの参加者が商談する姿で大いに賑わいました。
参加楽曲
MIDEM2008のジャパン・スタンドでは、MPA会員社から募った楽曲、ならびにジャパン・ナイト出演アーティストの楽曲、全23曲を収録したCD2,000枚を配布しましたが、開催3日目の夕方にはほとんどなくなってしまうほどの人気振りでした。
カンファレンス
第8回国際音楽著作権ビジネスセミナー
「Japan Music Industries & Market Update 2008」
実施日 | 2008年1月28日(月) 11:00~12:30 |
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場所 | パレ・デ・フェスティバル 4F Auditorium K |
モデレーター | アレクサンダー・アブラモフ (有)AIAインターナショナル |
スピーカー |
坂井真人 ((株)ソニー・ミュージックネットワーク) 末平アサ ((株)アニプレックス) 大竹 健 ((株)ソニー・ミュージックパブリッシング) セバスチャン・メアー ((株)フジパシフィック音楽出版/イーエムアイ音楽出版(株)) |
リポーター | 高山美登里 ((社)日本レコード協会) |
アメリカに次ぐ世界第2位の音楽CD売上市場を維持する日本は、世界の音楽関係者からの注目の的です。今回は、日本におけるCDだけでなく、レンタル、モバイル市場等について、また、独自の進化を遂げている携帯電話での音楽利用や、アニメとのコラボによる戦略などを解説。後半の質疑応答を含む約90分の熱のこもったカンファレンスとなりました。
この内容全文を掲載した報告書(日本語)をご希望の方は、MPA事務局までお問合せ下さい。
※この事業は、sarah((社)私的録音補償金管理協会)の著作権思想の普及を目的とする共通目的基金から助成を受け、実施しています。
イベント
Japan NightのPRとスタンド・オープンのお祝いを兼ねて、会期初日の1月27日、午後5時から、ジャパン・スタンドでプレイベントを催しました。Japan Night出演の全アーティストと、MPAを代表して渡邊美佐名誉会長が、視察に訪れた経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課の高柳卓朗係長とともに「鏡開き」を行い、集まった観客に日本酒を振る舞いました。
鏡開きに続いて、翌日のライブ・イベント「ジャパン・ナイト」のPRタイムとして、noodles、沖仁、HALCALI、metalmouseの4組(出演順)が順番に登場。プロモーション・ビデオを流しながらインタビューを行いました。スタンド前には日本酒を飲みながら各アーティストの話を聞く人で大混雑でした。
Japan Night
MIDEM2008 Japan Night開催
会期2日目の1月28日、MPAとJETROが共催する「Japan Night」を開催しました。出演者は、noodles、沖仁、HALCALI、metalmouseの4組(出演順)。ジャンルがまったく異なる4組4様のアーティストのパフォーマンスは、会場を訪れた多くの聴衆を魅了しました。
ライブ終了後のロビーではアーティストも交えた交流会が行われ、直前に行われたパフォーマンスの感想について直接アーティストに興奮気味に話す参加者の姿などが見受けられました。
※Japan Nightは、中小企業のコンテンツ輸出促進を目的に、JETROの「中小企業海外展開等支援事業費補助金」を活用し実施する事業です。