GRDの構築に関して
グローバル・レパートリー・データベース(The Global Repertoire Database:GRD)は失敗だったという噂が流れているが、それは時期尚早であり、ICMPはGRDの構築を進める。データ管理に費やしている莫大なコストを考えると、世界中の楽曲の包括的で正確な権利情報を提供する点で、現在の問題解決方法は不十分であるからだ。また、そのようなデータの効率的な運営をするために、特に、オンラインライセンス環境の進展においてこれまで以上にGRDは必要とされている。
ICMPにとって、GRDの構築は当初からの挑戦的な目標である。各徴収団体は必ずしも一致したイニシアチブを確立できていないが、ICMPはGRDの構築は、音楽作品を確かで権威ある管理をグローバルに実現するゴールとして取り組んでいる。